横浜市都筑区 【プロが解説】ハイエース TRH200 リヤホイールベアリング交換|交換手順・費用・難易度を徹底解説! ケービーエス

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ハイエース TRH200のリヤホイールから異音がする…」
「ゴーッという音が気になるけど、ホイールベアリングの交換が必要?」
「DIYでリヤホイールベアリングを交換できる?」

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【プロが解説】ハイエース TRH200 リヤホイールベアリング交換|交換手順・費用・難易度を徹底解説!「お客様の安全を守るため、確実な整備をお約束します!」 ご質問・ご予約はいつでもどうぞ!お待ちしております!
作業の流れ① ホイールナット&ドラムブレーキ(またはディスク)を取り外しまず、ジャッキアップ&ウマで車両を安全に固定。ホイールとブレーキドラムを取り外し、ハブ部分を露出させる。ハブボルトを確認し、必要であれば交換も検討。

 アクスルシャフトの取り外しハイエースのリヤホイールベアリングは、アクスルシャフト一体型なので、シャフトごと引き抜く必要がある。デフカバーを開け、Cリングを外し、アクスルシャフトを慎重に抜き取る。ブレーキバックプレートごと取り外すので、ボルトを確実に緩める。

 ベアリング&リテーナーの取り外し(高難易度!)圧入されているホイールベアリングとリテーナー(固定リング)を取り外し。この作業には専用のプレス機が必須。無理に外そうとするとアクスルシャフトを傷める原因になる。オイルシールも劣化しているため、新品交換する。

 ハブボルトを確認し、必要であれば交換も検討。 画像:ハブ周りの分解作業

 新品ベアリングの圧入&オイルシール取り付け新品ホイールベアリングをプレス機で慎重に圧入。リテーナーも適正な位置に圧入し、確実に固定。新品のオイルシールを装着し、グリスアップ。ベアリングが正しく組み込まれたか確認し、異常がないか点検。 画像6・7・8:プレス機を使用してのベアリング圧入作業

 圧入作業の失敗例と対処法⚠️ 失敗例①:ベアリングが斜めに入った
➡ 一度抜いて、新品ベアリングを再度圧入(無理に押し込むと異音の原因)⚠️ 失敗例②:ベアリングの内輪を押して圧入してしまった
➡ 内部のローラーやグリスが破損し、寿命が大幅に短くなるため、交換推奨⚠️ 失敗例③:圧入後に異音がする
➡ 清掃不足や圧入時のズレが原因の可能性。圧入不良ならやり直しが必要

 ① 圧入前の準備 ポイント:清掃&確認!ベアリング取付部(ハブ側)の清掃を徹底古いグリスやゴミを除去する(ブレーキクリーナーを使用)傷や変形がないか確認するベアリングの圧入面に錆や腐食があれば、軽く研磨して均一にする新品ベアリングの確認メーカー推奨の品番と適合を再確認!圧入方向を間違えないよう、事前に確認ベアリングを素手で触らない(手の油が異常摩耗の原因になる)

 圧入作業に必要な工具プレス機(最低でも10t以上推奨)ベアリングアライメントツール(圧入時の偏りを防ぐ)専用カラー(ベアリング外輪を押し込むため)トルクレンチ(最終確認用)ブレーキクリーナー(圧入部の脱脂清掃)グリス(オイルシール部分用)

新品ホイールベアリングの圧入&オイルシール取り付けプレス機で適正なトルクで圧入。オイルシールを確実に装着し、グリスを塗布。

 プレス機をセットし、圧入準備 ポイント:均一に圧力をかける準備!ベアリングをセットし、アライメントツールで中心を合わせる圧入時にベアリングが斜めになると、圧入不良や破損の原因になる必ずハブの中心と平行にセットする圧入カラーの選定必ず「ベアリングの外輪」に圧力をかける内輪を押すと、ベアリング内部にダメージを与えるのでNG適切なサイズのカラーを選び、外輪部分に均等に力がかかるようにする

圧入後の最終チェック ポイント:圧入ミスを防ぐ!ベアリングの回転チェック指でベアリングを回し、スムーズに回るか確認ゴリゴリした異音や引っかかりがある場合は、圧入ミスの可能性大!ベアリングの位置確認ハブに完全に密着しているか?左右均等に圧入されているか?オイルシールの装着オイルシールを新品に交換シール部分に適量のグリスを塗布専用工具を使用し、シールが均等に圧入されるようにする

 クスルシャフトの戻し作業① アクスルシャフトの挿入 ポイント:シャフトを無理なく挿入する!アクスルシャフトのスプライン(先端部)を確認シャフトの先端がデフ側のサイドギアのスプラインとしっかり噛み合う必要がある。先端部にグリスを少し塗布してスムーズに挿入できるようにする。シャフトを慎重にデフ側へ挿入途中で引っかかる場合は、軽く回しながらスプラインを噛み合わせる無理に押し込むとスプラインが傷つくため注意!Cリング(クリップ)の装着アクスルシャフトを奥まで押し込んだら、デフ側のCリング(スナップリング)を確実に装着する。Cリングが正しくはまっているか、手で軽く引っ張って確認。② バックプレート・ブレーキ周りの組み付け ポイント:組み付け時の位置合わせを慎重に!バックプレート(ブレーキシールド)を正しい向きで取り付けボルト穴が正しく合うようにセットし、規定トルクで締め付ける締め付けトルク目安:約50Nm(車種による)ブレーキドラムまたはキャリパーの再取り付けブレーキラインや駐車ブレーキワイヤーが正しく接続されているか確認ディスクブレーキ車の場合は、キャリパーを装着してボルトを確実に締める。 デフオイルの補充&交換① デフオイルの確認 ポイント:適正なオイル量を守る!デフオイルの適合確認純正指定のデフオイル(GL-5 80W-90 or 75W-140)を使用。LSD装着車は専用オイルが必要なので注意!ドレンボルトの状態確認オイル漏れがないかチェックし、ワッシャーが劣化していれば新品交換② デフオイルの補充 ポイント:適正なオイル量を守る!デフのフィラー(上部)ボルトを外すオイルの注入口を開けておくことで、スムーズにオイルを補充できる。ドレンボルトを外し、古いオイルを完全に抜く(交換する場合)廃油処理のため、オイルパンを用意し、完全にオイルを抜くドレンボルトを締め、新しいオイルを補充デフのオイルフィラー(注入口)からオイルを補充する。オイルがフィラー穴の下端ギリギリに達したら適量!オーバーフローするまで入れすぎないように注意!フィラーキャップを確実に締める規定トルクで締め付け、オイル漏れがないかチェック 試運転&最終チェック① 試運転前の確認 ポイント:走り出す前に異常がないか確認!アクスルシャフト周りの最終確認オイル漏れがないか?ブレーキの引きずりがないか?ホイールナットが確実に締まっているか?リフトアップ状態でホイールを手回しスムーズに回るか確認し、異常な抵抗や異音がないかチェック

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